栽培方法 |
平成9年9月に西スマトラのG.Gadut(グヌン・ガドゥット)に探検旅行に行かれた知人から現地採集の種子を頂きましたすぐさま無菌播種をしていたのですがフラスコから出して馴化したのはごく最近です、実生由来ならではで個体の変異がとても多く目を楽しませてくれます、現地では襟が5cm以上にも広がるタイプや真っ黒な袋もあったそうですこれら実生苗も数年後にはどのように変化してくれるのでしょうとても楽しみです自生地はG.Gadutの山頂1600m付近にしか生育していないそうでやはり暑さには少々弱く夏場の水分管理に神経を使います風通し良くムレないようミズゴケの表面が乾きだしたら潅水するようにして余分な水分があり過ぎないように気をつけます現在はまだ直径20センチ位と小さいですが鉢を一回り大きくする度に大きくなります高山性のネペンテスの中では早い生育でしょう、近縁種にはG.Singalangの山頂(海抜2.800m付近)に自生するN.singalanaがあります葉の様子や袋の襟などからも違いがわかりますが良く似た種類ですまたWistuba氏のリストにあるN.carunculata var
robustaはN.bongsoのシノニム(別名)です。 |