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Photo Gallery 食虫植物雑記栽培情報(Topへ)スペシャリスト列伝

N.inermisの栽培
17.02.06
下位袋を付けたN.inermis
(入手できるのは大体
この位の株でしょう)
ほとんど上位袋になりました、
上の株の1年半後です
原産地 スマトラ島 2000〜2600m
タイプ 高山性
栽培用土 ヘゴ付け・ミズゴケ
栽培方法  本種の魅力はなんと言っても襟の退化した上位袋でしょう、通常のネペンテスは襟の幅広くカラフルで派手なタイプのものが好まれますが本種は逆にシンプルで襟の無い独特の形で上の方が広がり漏斗型になります他のネペンテスでは見られない特徴を持っています、入手できる株は現在直径2〜5cm位の培養馴化苗に限られます、小さなうちは本種の最大の特徴である漏斗型の袋は見られませんが上手く栽培できれば1年半位で上位袋を付けさせることが出来ます、栽培環境ですが当園では真夏最高38℃、夜間21℃位で管理しています昼間の温度が上がってもさして問題は無いようです、夜間の温度が20℃近くまで下がることが重要のようで夜間も温度が高いと夏バテ気味になります、当園は冷房などは使用しておらずもっぱら土地の利にすがっておりますので去年の猛暑の時はさすがに夜間温度も思ったように下がらず少々葉がよじれぐずつきました今年からは温室のサイドの空気取り入れ口に24時間常時水を垂らし気化熱を利用し少しでも温度を下げる工夫をします、用土などはあまり選り好みしないようで、適度な通気といかに夜温を下げるかが問題でそれがクリアできれば栽培は意外と楽に感じるはずです。