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基本的には温帯産のDroseraと栽培方法は変わりませんが冬芽を作らず年中生育するので冬場は最低10℃位に加温します、ホームセンターなどでよく販売されているD.adelae、D.capensis等は無加温〔当地広島)で管理すると地上部を枯らしますが春になり暖かくなると芽を吹いてまた活動し始めますができることなら加温して生育させてあげた方がよいでしょう、D.schizandra、D.proliferaは高湿度で栽培した方が生育が良いのでガラスケースなど密封された環境で栽培します、その際、夏場は日陰で管理します。
3.ペティオラリス類
オ−ストラリアの北部の熱帯地方に自生しているDroseraで具体品種にはpetiolaris、dilatato-petiolaris、fulva、paradoxa、ordensis、falconeri、kenneallyiなどがあります。栽培上も高温を必要とし最低15℃〜20℃位には加温した方が良く育ちます、自生地では雨季と乾季があり乾季に休眠するようですが、栽培上乾季を設けなくても、1年中成育を続けます、日本では冬場15℃以下になると休眠してしまう品種が多いです。
このグループの中ではparadoxaが栽培が簡単で温室内で腰水にして育てれば簡単に栽培できるそうです、また低温でも休眠しないと聞いておりましたが当園では11月に輸入して2月までの間、輸入によるショックの為か休眠してしまいました、知人の所では7月に休眠したそうです、どちらにしてもまだまだ課題のあるグループです。
4.Pygmy 種
PygmyDroseraはオーストラリアに固有する植物で、植物体の直径は小さく1〜2cm程で、植物体の割には大きな花を咲かせます、このグループは乾季(日本では冬)にムカゴを沢山付け、株の周囲にばら撒き自然に増殖していきます、日照に良く当てて軽く腰水にして鉢一杯に群生させて栽培すれば植物体も赤く色付き見応えがあります、冬場は最低5℃位に管理すればよいでしょう。
5.球根(塊茎)種
オ−ストラリアに自生するDroseraで乾季(日本では夏)に球根(塊茎)の形で休眠します、最近は趣味家の努力で簡単に輸入により入手することができるようになりましたが長期間維持は難しいです。
栽培は秋に活動するので用土(ピート+砂利系又は赤玉土)に植え付け軽く腰水にして日照に良く当ててあげます、温度は最低8℃位あれば問題ないでしょう、春頃には地上部を枯らし球根(塊茎)の形で休眠しますので腰水をやめて潅水量を減らします(カラカラに乾燥しすぎないように)、秋になれば潅水量を増やすというサイクルで栽培します。
増殖は種子又は球根の分球により出来ますが球根がいつのまにか消失したりとなかなかコンスタントに増殖するのは難しいです。
6.その他(根茎で休眠、一年草扱いのDrosera)
根茎で休眠するDroseraは地下に太い根を伸ばし、乾期(日本では夏)に休眠します、品種として南アフリカ産で、D.cistiflora、D.trinervia、などがあります、またD.regiaは太い塊根は持っていませんが時々休眠します。D.cistifloraは日本では9月頃発芽し、3月頃まで生育します、ピート+砂利系などの用土で植え、日当たりの良いところで管理すればよく育ちます、生育期間が終わったら、用土をわずかに湿っている程度にして、夏期は乾燥させすぎないようにすればいいでしょう、D.trinervia、D.regia年中越水栽培していれば成育しますが環境の変化などの為か夏に2〜3ヶ月休眠してしまうことがあります(子苗の時はあまり休眠しないようです)。一年草扱いのDroseraはD.indica,D.burmanii,D.sessirifolia、D.glandurigeraなどでD.indicaは日本にも自生しており絶滅危惧種としてレッドデータブックにも記載されていすが、世界的には広範囲に分布しています、本来多年草らしいのですが寒さには弱く、日本での生育期間は4月〜9月頃迄で1年草として種子により維持していきます。D.burmanii、D.sessirifolia、D.glandurigeraも温室内でも維持が難しいので種子を必ず採取するようにして管理するようにします。
|1.ムジナモ|2.フクロユキノシタ|3.ハエトリソウ|4.モウセンゴケ|5.ゲンリセア|
|6.ヘリアンフォラ|7.ネペンテス|8.ムシトリスミレ|9.サラセニア|10.ウトリキュラリア|
|11.ドロソフィルム|