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スペシャリスト列伝(Topへ)

15.04.16
 2002年(一昨年)夏の兵庫フラワーセンターのネペンテス!

見事に育成されたネ・クリペアタ
 一昨年の夏に兵庫県加西市のフラワーセンターに訪れた時の様子です、ここのネペンテスの育成技術は日本でもトップクラスで大型の低地性ネペンテス(ラフレシアナ、ビカルカラータなど)が自生地以上の成育ぶりをしています、特にクリペアタは見事で世界的にもこれだけうまく育成している所はないでしょう、ここの育成方法は海外の多くのネペンテス業者の育成方法と異なり低遮光率で日照強く、窓を開けて乾燥ぎみにしています前任のネペンテス担当技師の土居氏にお話を伺った所、潅水にメリハリ(朝、各鉢に応じて夕方には乾く位の量の水を与えて夕方は植物体を濡らす程度の潅水)をつけて植物の根の発達をうながしてやることでネペンテスも強い日差し、乾燥に耐えれるようになるそうです(但し高地性ネペンテスやノーシアナなどはこの環境では成育が良くないです)、またヘリアンフォラもネペンテスと同じ温室で育成しており、これまた見事な成育ぶりでした、野外ではサラセニアが水盤に並べられ育成されており、腰水栽培ですがやはり潅水にメリハリをつけて水盤に水がなくなったら潅水するそうです、こうすることで風や雨に打たれても倒れにくい捕虫葉をたくさんつけるそうです、一歩間違えばカラカラに干上がって致命傷です、本当に繊細な管理をされておられました。
 

育成温室外観
 

遮光率は20〜30%!
(真夏です!!

温室内はかなり明るい
 

 窓際にも...用土がカラカラ、でも萎れません!

44℃?...日が当たっているから?

 大温室にて、地植えのネ・カーシアナ

 ネペンテスの実生苗
 

展示温室のネ・アンプラリア

ヘリアンフォラの展示、普段はネペンと!

サラセニア類