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15.04.16
 広島県、県北のミズゴケとモウセンゴケの自生地!
 広島県には多くのミズゴケの自生地があります、以前は外国産の安価なミズゴケが多量に輸入されミズゴケの自生地が荒らされることが少なくなりつつありましたがここ数年の不景気のせいもあり、資材コスト削減の為に業者に乱獲にされ、又は開発などによりその数は減少しています、特に水分保有力の高いオオミズゴケはラン業者などが好む為、盛り上がって旺盛に生育している自生状態を見るのが難しくなりました。
 また今回訪れたモウセンゴケが生育する湿地も低層湿原なので森林化が進み、松がすぐそばまで迫ってきており数年先にはなくなってしまうでしょう。
ミズゴケの自生状況
 広島は温暖なのでイヌツゲなどの下で群落を形成することが多い、ここの自生地は成育良好で高さ40センチ位のミズゴケの小山を随所で形成しています。
モウセンゴケの自生地
 ここの自生地はかなりぬかるんでいて田んぼのようです、粘土質の赤土で鉄分?が多い為か水面がギラギラしていました。
モウセンゴケ
 イネ科の植物に混じって元気良く成育しています!