N.veitchiiの栽培 |
17.03.02 | ||
原産地 | ボルネオ島 | |
タイプ | 高山性 | |
栽培用土 | ミズゴケ | |
栽培方法 | 本種は袋がとても綺麗で人気種です、古くから栽培されているにも関わらず以外に挿し木苗など割と大きな苗を入手するのが難しいです、高山性にしては暑さにも強く生育旺盛なのですが節間が詰まって生長しなかなか徒長しにくいので挿し木増殖しても2.3株しか増殖できない事が多いようです、挿し木自体は簡単で葉を2.3枚つけて赤玉土にずぶりと挿しておけば簡単に成功します、挿し木する時は秋口など温度の高くならない時(15〜20℃)の方が腐りにくく発根しやすいです、低地性のN.ampullariaなどは温度の高くなる夏(20〜30℃)でないと成功しませんこれらと正反対の時期が良いことになります、強健な種類で寒さ暑さ乾燥にも強く栽培が楽なのですが枯らす方が結構居られます、本種を枯らす一番多い原因は水の与えすぎのようです、もともと自生地では樹上などに着生している種類です葉は肉厚で表面にはワックスがかかり水分の蒸散を防ぎ乾燥に耐える仕組みになっています近縁種のN.fuscaなどもそうですがこういった種類に沢山水を与えると根グサレしてしまいます、1度根グサレすると数年間一向に生長しなくなることもありますので注意が必要です、私の所では実生から育成したものが沢山あります3年で直径30cmに生育する株もあれば管理ミスで根グサレした苗など10年経っても直径5cmという株もあり根を痛めるということに非常にデリケートな植物だと思います、用土のミズゴケが乾燥するまで水は与えないようにしましょう、あとは風通し良くし日に充分当てて管理すればきっと綺麗な袋を沢山付けて目を楽しませてくれることでしょう。 | |